今回は、P9の「元のまえがき」に書かれている文章について書きます。
「これに投資するのは安全だ」(Y/N?)。あるいは、「この仕事は私が求めている目的に沿っている」(Y/N?)。
もし、誰でもこんなふうに質問の答えが得られるとしたら、いったいどんなことが起きるでしょうか。
パワーか、フォースか 改訂版ー人間の行動様式の隠された決定要因 P9 デヴィッド・R・ホーキンズ著
「いきなり金儲けの話かよ」と思うかもしれませんが、ええそうです。
でもマジメな話です。
キネシオロジーテスト
キネシオロジーテストを行うと人生や生活のあらゆる質問に対して回答を得ることができます。
もちろん、ビジネスや投資にも用いることができるからお金も稼げてしまうのです。
キネシオロジーテストとは、体にとって有益な刺激か敵となる刺激かによって、特定の筋肉の筋力が増加したり弱まったりする反応を応用したテストです。
キネシオロジーテストの詳細な方法は本書P13に書かれているので参考にして下さい。
誰でも稼げるわけではない
「だったらキネシオロジーテストを使えば誰でも億万長者になれるのかよ」と思うかもしれませんが、残念ながら必ずしもそうではありません。
この測定方法は、被験者自身が200以上を示す意識レベルであることと、さらにはテストを行う意図も200以上の誠実性がある場合のみ、正確な結果が示されます。
パワーか、フォースか 改訂版ー人間の行動様式の隠された決定要因 P96 デヴィッド・R・ホーキンズ著
200というのは臨界点を表しています。
私たちのデータにおける臨界点は、200の領域で測定されました。それ以下のアトラクターのパワーは、弱いかネガティブといえるものであり、それ以上は強いかポジティブだといえるものです。
パワーか、フォースか 改訂版ー人間の行動様式の隠された決定要因 P78 デヴィッド・R・ホーキンズ著
つまりよこしまな考えを持っている人がキネシオロジーテストを行っても正しい答えが得られないので、これで投資をやったらむしろ痛い目に合ってしまうことが予想されるのです。
ざまーねーな
逆に、意識レベル200以上のポジティブな影響を与える人であればキネシオロジーテストを用いた投資で成功できるのでしょう。
200以上の人であれば、稼いだお金をポジティブに社会に還元し世界の発展に寄与することが想定され、広い視野で見れば投資でお金を稼ぐのもその経済の流れの一部に過ぎないと言えます。
そういう意味では、大金を稼ぐことを悪と捉えている人にはこの「キネシお投資」は出来ないと思います。
命名ペペジロウ
人の道に背くようなことはもちろん200以下であり、自分でそう捉えている以上そのことでうまくキネシオロジーテストは機能しないでしょう。
善良であっても昔ながらの真面目な人には、「お金は体を使ってコツコツ働いて稼ぐもの」という固定観念に近いものを持っている方がいます。
別にこうした考えがいいとか悪いとかいうのではありません。
ただ、「お金は社会の中のポジティブな流れにのせられるのであれば、そこに関わる自分の元にもお金が入ってくる」というマインドセットを持てば自分がそこに参加できる、結果大金を稼げるというだけです。
こう捉えると、”稼ぐ”というより”お金を用いて自分が社会で機能する”と言った方がいいかもしれません。
世の中うまくできていますね。
皆さんお金で悪いことはやめましょう。
世の中の仕組みが嫌なら、お金を稼いでより良い世界になるよう貢献すればよいのです。
ちなみに、お金の流れを川に例えると、流れが滞った川が淀むように、過剰にお金が溜まるとその流れも滞ります。
ですから、貯金ばかりするのでなく適切な使い方をする方が健全。
出て行った分、その方がまた自然とお金も入ってくると考えています。
そういえばここ1,2年でペペも投資を始めました。
キネシお投資いいじゃん。
俺もやってみるかな
キネシオ投資の注意点?
P9の元のまえがきに戻りますが、「これに投資するのは安全だ」(Y/N?)とあります。
”稼げる”ではないんですね。
キネシオロジーテストの注意点として、未来の情報は正確に得られないという特徴があります。
また、未来のことに答えを得ようとする質問にも、信頼度の低い答えが戻ってきます。
パワーか、フォースか 改訂版ー人間の行動様式の隠された決定要因 P8 デヴィッド・R・ホーキンズ著
そのため、予想として未来の「稼げる」という情報でなく、今の「安全だ」という情報を確認しているのだと思います。
これは前回の「時間は存在しない」という概念に通じますね。
大きなリターンが約束されるというわけではなく、損はしないといった感じでしょうか。
それでも投資において損をしないというのは、必勝法と言っても過言ではありません。
このへんは実際にやって検証していくのがいいですね。
最後に
今回は、「パワーか、フォースか 改訂版」より、キネシオロジーテストを用いた投資について書きました。
- キネシオロジーテストにより安全な投資がわかる。
- 200以上の意識レベルでないと、キネシオロジーテストで正確な結果は得られない。
ところで、「投資」の意味は、”事業に資金を投入すること”です。
それに対し、「投機」の意味は”市価の変動によって生じる差額を利益として得るために行なう商取引”です。
世間で「投資」という言葉が使われる時は、何故か「投機」の意味で言われていることがほとんどだと感じます。
確かに自分たちの生活に直結するのは収入なので、その点が重要視されるのは当然ですが、行っていることー「投資」自体のことも考える必要があると思います。
自分がやった何の対価としてお金を得ているのか
キネシオロジーテストを用いた投資では、「投資」の概念が反映されていると感じます。
また、「投資」と「投機」の違いに関しては【ビビリ投資家が考えた、買ったら永遠に売らない株投資法】が参考になります。
投資をする方には一度読んでいただきたいです。
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