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【パワーか、フォースか】P429 分離や時空の幻想はない

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パワーか、フォースか

「パワーか、フォースか」の本文解釈に入る前に、まず重要な概念についてお話しておきます。

それは「時間は存在しない」ということです。

ペペは専門の科学者でも時間を超越するような体験をしたことがあるわけでもないので明確な説明はできませんが、一一般人としての見解を説明します。

時間は絶対的なものではない

僕達は日々の生活で時間を認識しているので、当たり前というか世界はそういう前提のものだと捉えている方が多いと思います。

しかし、それは僕達の感覚なだけであって実際はどうなのでしょうか?

時間が存在しないという概念への抵抗が少なくなるよう、ひとまず時間が不確かで絶対的なものではないという事柄をいくつか紹介します。

見ているのは過去の世界

(時間がないと言ったので、これは仮に時間が存在するならば…という話なのですが)

まず色を認識する仕組みとして、メロンが緑色と知覚する仕組みをお伝えします。

太陽が放つ光の色は、「光の三原色」と言われるの波長の光の組み合わせで作られています。

この太陽の光がメロンに当たり、の波長の光を反射して、その光を私たちが目で捉え「メロンが緑色だ」と知覚します。

リンゴが赤色だと知覚するのは、リンゴが反射した赤色の波長の光を捉えるからです。

このの波長の強さの組み合わせで様々な色を知覚します。

ちなみに、メロンであれば緑色の波長以外の光はメロンが吸収しています。

全ての色を吸収している物は「黒色」だと、全ての色を反射する物は「白色」だと僕たちは知覚します。

ところで、光は1秒で地球を7週半します。

ペペジロウ
ペペジロウ

めちゃくちゃ速え…

でも重要なのは、どれだけ速いかということではなく光にも速度があるということ。

太陽の光がメロンに当たってから、反射して私たちの目に入り「緑色だ」と認識するまで光が移動した所要時間あるのです。

仮にこの所要時間を「a」としたら、私たちが「緑色」だと認識したメロンは実際には、時間にして「a」だけ過去のメロンであるということですね。

夜空を見上げて星の光を見た時(星の光が私たちに届いた時)、その星は既に爆発していて存在していないかもしれないという話は聞いたことがある方も多いと思います。

これは星までの距離がむちゃくちゃ遠いからそのようなことが起こり得るわけですね。

では、もし人が光より速い速度で移動したらどうなるのでしょうか?

メロンが反射する光が人に届かず、メロン自体知覚できなくなります。

実際は、アインシュタインの相対性理論より物質は光より速く移動することができないとされています。

アインシュタインの相対性理論

アインシュタインの相対性理論によると、速く移動する物ほど時間の進み方が遅くなります。

例えば新幹線で東京-博多間を移動したら、乗客の時間は約10億分の1秒遅くなるのです。

そんな短くなってるのかわからないくらいの時間は人の生活に関係ない、と思うかもしれませんが、時間の長さではなくここで重要なのは「短くなる」という現象です。

「時間がどこでもどのような状況であっても一定の進み方をする」というわけではないのです。

今を生きる

時間が絶対的でないにしても、今まで時間を感じて生きてきた。

〇〇年に〇〇県で生まれ、〇〇学校に通い〇〇に就職した。

今は彼女と結婚できるよう資格の勉強をして、フラれないよう筋トレをして体を絞っている。

昨日は酒を飲み過ぎて少し二日酔いになった。

この事実はどうなるのだ?

そう、

〇〇年に〇〇県で生まれ、〇〇学校に通い〇〇に就職した。

今は彼女と結婚できるよう資格の勉強をして、フラれないよう筋トレをして体を絞っている。

昨日は酒を飲み過ぎて少し二日酔いになった。

―と思っている自分が”今”いるということ。

先ほどは、過去のことを知覚して今と認識しているという話をしました。

結局脳ミソで解釈したことを事実と思っているだけなのです。

今まで生まれていろいろあった…

と思っているあなたが”今”いるだけなのです。

よく「今を生きましょう」と聞きますが、確かにその通りなのだと思います。

だから、過去に失敗したことを気にして今を決めなくていいのです。

自分の可能性を狭めなくてよいのです。

ただし、脳ミソや身体はあたかも過去と認識していることを事実のように捉えているので、あなたが何も気にしないと神経回路はそのように反応してしまいます。

だから、あまりにリアルすぎて事実のように感じてしまうけど、そのことを頭に入れて行動しよう、そして「今を生きていく」のがよいのではないでしょうか。

ペペジロウ
ペペジロウ

ペペの見解

最近は転生ものが多いですよね。

自分に転生してきたと思うのもいいですね。

この体の人間はこういうステータスで、こういう過去だったらしい。

さあどう生きようか…。

最後に

アマゾン奥地にピダハンという先住民族がいます。

彼らには過去や未来という概念がなく、そのような言葉もないそうです。

彼らは”今”を楽しく生き「世界一幸せな民族」とも言われています。

その世界観に感化された宣教師は無神論者へと転身したそう。

便利な世の中でも、時間に追われギスギスした生活を送る現代人とどちらが幸せなのでしょうね。

ペペジロウ
ペペジロウ

時間があろうがなかろうが、幸せに感じられる生き方をすればえんじゃなかろうか


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